2018年11月11日のプラハ ドボルザークホールで収録したマイナーライン 東への道から はじまりました。
はじまりはここから 第一章「マイナーライン東への道」
「人に勝たなくても、戦わなくても、世界最高のホールで このように歌えるということを身をもって示すために、プラハに来たのだと… 競争はいらない… 一体なるハーモニーが必要なだけだ…」
MARTHが、いつもメッセージの中で伝えている「すべてが一体のものであり、すべてのものたちが共に創造の一部である…。すべてがひとつであるがゆえに傷つけられても傷つけない…。」それは、私たちスタッフからみて、まさに彼自身のこれまでの生き様であるのです。
腐ってしまった社会に順応するのではなく、媚びるのでもなく、闘うのでもなく、言い訳することもなく、ただただ愛をつらぬいて生きてきたMARTH…。そして、人に勝たなくても、戦わなくても、世界最高のホールでこのように歌えるということを身をもって示すために、ここに来たのだと彼は言います。ただただ、愛をつらぬいて生きてよいのだよという想いをこめて…と…。
MARTHも歳を重ね、それでもなお新しい曲を書いて、音楽をとおしてメッセージを伝えている。そうやって生きていられるのも、豊かにしていられるのも、ひとえに戦いに入ることなく、腐敗した世界で生きることなく、愛ある反逆者として、誰にも媚びることなく、たたかうことなく愛を守ってきたから…。だからこそ、味方もなく、孤高のアーティストとして、最高のホールで最高のスタッフとともに、素晴らしい音楽を生み出すことができる…。
そして、今、ネットを始めとした様々な場所で、いじめにあって、自殺を考えているような子供たちにも、MARTHはそれが可能なことを伝えたい…純粋に生きてよいのだよと伝えたい…と言います。 たとえ、差別され、嘘をつかれ、いわれない罪をかぶったとしても、今、MARTHは世界最高の人たちと仕事をしている。腐敗してしまった社会でいいものになりたくなくて社会から去ったけれど、それでも、愛をつらぬいたことで、美しい音楽を紡ぎ出す孤高のアーティストとして、生きている。
そのことを世界中の子供たちに伝えることが大切だと、MARTHは語るのです。
すべてがひとつであるがゆえに傷つけられても傷つけないと、万物の同胞たちに勝ったり、抜きにでたりしなくてよいのだと…詩い、孤高のハートをつむぎつづけてきたMARTH…。
自らの愛を汚したくないとする純粋な想いが、初めて訪れるここプラハにて稀有なるステージを実現し、最終的な人類へのメッセージを贈ります。あらたなる時代を築くための、この世界を本当に美しくしたいと願う人々への、それは彼のこころからのメッセージなのです。
オーケストラ75人と48人のコーラスをバックにMARTHが謳うとき、美しく壮大なメロディーが魂をふるわします… アルバム「 Minor Line – The Road to the East 」のためにMARTHの音楽の数少ないマイナーの曲から選ばれた美しい楽曲を、戦わない生き方を選び、東の地へと長い航海へと旅立った古代ユダヤの人々の想いをテーマに、愛の民の末裔達の地から11月11日堂々ライブ配信を収録し、DVDとして誕生致しました。
「マイナーライン 東への道」収録曲は5曲
- 何もなかったように
- 大地の詩
- 君とふたり
- とわをうたう愛の詩
- とわにひとつの世界 君の青い空
収録時間 ディスク1 ライブ本編 103分、ディスク2 メイキング映像 59分
マイナーライン公開前のプロモーションMOVIE
魂ふるわすメッセージとサウンドにはじめて出会う世界中の方の感動を誘いました。
大ステージでのレコーディング前にこちらのデモ音源をプラハやロサンジェルスにいるアレンジャーとやりとりを重ねながら、MARTHの納得の行く音源へと近づけてゆきます。こちらの「とわをうたう愛の詩」をアレンジしたのは、アダムクレメンツ。MARTHの作品への参加は、前作「愛しているから」の指揮者としての参加ですが、MARTH音楽のアレンジに参加するのは初めてで、8回ものアレンジ修正を重ねて作品が仕上がりました。ステージ前にはまだ、出会ったことのない、MARTHとアダムクレメンツでしたが、音楽と作品へのメッセージへのお互いの信頼関係があったからこそ、感動の作品として仕上がりました。
そして、場所や時代をこえて、MARTHは、なぜ、世界の中でもプラハで音楽をつくるのかステージが近づくにつれて、ボヘミアンの人々のスピリット、ドボルザークやスメタナの歴史、愛を貫き生きた音楽家の背景に気づいてゆくのでした。その中での気づきを告知動画でも少しご紹介しています。