古代よりハーバリストたちに愛されてきた…レモンバーム(メリッサ)

ザッカ―ハーブ

月、星、地球、宇宙と自然界のあらゆる生命は
それぞれが部分として機能しながら 素粒子の海の中で永遠につながっている…。


そんなフィロソフィーに基づき 種の蒔き時から収穫まで天体の動きにそったスケジュールに基づき
全体との調和、あらゆる生命体との共生からLastraのハーブたちは誕生しました。

農薬と化学肥料を一切使わない有機的土壌 そこから汲み上げられる井戸水を使い
様々なハーブを栽培する農場では 複数の野生動物、鳥たち、ミツバチ、昆虫が定住し、
訪れ何千本もの樹々が育ち花々が咲き乱れる 生命の饗宴が繰り広げられています。
葉っぱ一枚をとっても、物質が先にあるのではなく 

エネルギーがあるところに葉の形の植物が生まれます。
Lastraのハーブたちは、生命のかたちそのもの “ 宇宙の力 ”が最大限に活かされた生命なのです。
それほどまでに自然の恵みを大切に育んで生まれたハーブたちは宇宙の生命そのものにほかなりません。

メリッサ レモンバームのご紹介

レモンバーム

レモンバームは地中海地方に自生し、2000年以上にわたって栽培されてきました。メリッサの属名は、ギリシャ語で蜂を意味する言葉に由来しています。古代ギリシャの作家プリニー・ザ・エルダーと16世紀のジョン・ジェラルドはどちらも、レモンバームがミツバチを引き付けて飼うのに役立つことを観察しました。

レモンバームの歴史。

パラケルスス

パラケルスス
The 1567 “Rosicrucian” portrait

スイスの先駆的な医師であり神秘主義者、そしてハーバリストであるパラケルスス(1493-1541)は、ポーション(液状の薬)にレモンバームが入っていることに夢中になりました。メリッサはパラケルススのお気に入りのハーブであり、他のどの植物よりも、癒しの生命力が含まれていると彼は書いています。メリッサは古くから優しくて強力な薬として尊敬されてきました。彼は、彼の活力を与える「生命の秘薬」であると称された煎じ薬にレモンバームを含めました。飲む人の力を再生し、ほとんど不滅にする、と言われていました。彼の秘薬は、死に近い患者を復活させることさえできると主張されました。

1696年、ロンドンディスペンサリーは、パラケルススのレモンバームに対する好意的な見方に同意し、脳を活性化し、体を再生し、若者を再生するために、レモンバームをワインに毎日注入することを提唱しました。

シュルルマーニュ

9世紀、シャルルマーニュは健康と長寿を促進するためにレモンバームティーとチンキ剤を消費しました。彼はレモンバームが彼の領地のすべての薬剤師と修道院の庭に含まれるべきであると布告しました。シャルルマーニュもミツバチに魅了され、すべての農場でミツバチを飼育し、蜂蜜と蜜蝋の一部を王冠に送る必要がありました。

グリーブ婦人

レモンバームは長寿の贈り物を与えることで、古くから評判がありました。グリーブ夫人によると、レモンバームティーは、108歳まで生きた13世紀のグラモーガン王子と、朝食と一緒にお茶を飲みながら116歳になったシドナムのジョンハッセイにとって長寿の鍵だったと言われています。

ネイティブアメリカンの使用

バーム「蜂」、またはwa du lisiと呼ばれるチェロキーの長老。ハーブは軟膏に使用されます。冷たい飲み物や熱いお茶を作るための葉。けいれん、頭痛、不安に悩まされているときに、月経を通して女性を助けるために使用されます。レモンのような香りは開花直前に最も強いと言われているので、収穫して使用するのに良い時期です。また、「奇妙な行動」と言われる人の精神を落ち着かせるためのハーブのひとつとして使用されました。 

ギリシャ神話

ギリシャ神話では、アフロディーテの巫女はメリッサと呼ばれていました。アフロディーテは豊饒の女神と見なされ、女性のイメージの形をしたハニーケーキは、この重要な女神を祝い、称えるお祭りのために作られることがよくありました。レモンバームは「共感植物」として知られており、ワインで飲むと「毒獣に刺されるのを防いだ」という信念がありました

ニコラス・カルペパー(Nicholas Culpeper)

ハーバリスト(本草学)にして占星術師

ニコラス・カルペパーは「レモンバームは心と心を陽気にする…」と述べました。彼は確かに正しかったです。レモンバームは不安やストレスを癒すのを助けるために何世紀にもわたって使用されてきました。カルペパーは1616年10月にイギリスのロンドンで生まれました。彼は薬草を幅広く研究し、ほとんどの時間を屋外で薬草や植物の目録に費やしていました。カルペパーは、現代の漢方医がするのと同じように、彼の患者の病気を治療するためにハーブを使うことに専念していました。彼の本、1653年に書かれた「薬草大全集」は、何年にもわたって数回再版されました。当時、医療用の薬草の詳細を公にすることが禁じられていた上にラテン語で書かれていたため、一部の富裕層にその知識は独占されていたそうです。当然、当時の医師会から反発されるも、
怯むこと無くその後も相次いで医療知識に関わる本を出版しつづけました。彼は悲しいことに1654年の38歳で亡くなりました。

カルペパーの翻訳とハーブの使用へのアプローチは、初期の北米の植民地の医学、さらには現代の薬物療法にさえ大きな影響を与えてきました。

シェーカー

シェーカー

北アメリカのシェーカーはレモンバームがとても好きでした。レモンバームは、月経の問題を助けるために使用されました。すべてのハーブと同様に、シェーカーは1800年代中頃に成長し、大量に販売しました。また、シェーカーの素晴らしいレシピの中にレモンバームも多様されています。

今日の世界でのレモンバームの使用


MANA坊もレモンバーム(メリッサ)畑にてパチリ
「レモンバームはやすらぎの香り とても癒してくれるよ」

レモンバームは、何世紀も前と同じように現代の薬草学者によって使用されています。
季節の変わり目にレモンバームティーでケアすることはおすすめです。
レモンバームは発汗を促進し、治癒を早めてくれると言われています。

リラックスに…
レモンバームティーは神経を穏やかに落ち着かせ、
気分を持ち上げる能力があります。

食欲がないときに…
レモンバームティーには消化吸収を助ける働きがあるため
食欲不振の改善を助けます。

心地よい眠りに…
レモンバームティーの精油成分には不安や緊張を鎮静する
働きがあるためリラックス効果が高まり不眠症の予防にも
有効とされています。

花粉症 むずむず つらいときに…
レモンバームティーに含まれるロズマリン酸には
アレルギー症状の原因となるヒスタミンの分泌を抑える
働きのため花粉症のつらいむずむずを緩めてくれるようです。

シングルティーで楽しむことはもちろん
ラベンダーティーとの組み合わせも最適です。

Lastraザッカーハーブ ラベンダー レモンバーム

Lastraのハーブティーは
農薬と化学肥料を一切使わない有機的土壌 バイオダイナミック農法 Lastraハーブです。
ぜひ、皆様のハーバルライフにお役立てください。

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