「宇宙とのつながり」を大切にしたハーブ ラベンダー編

ザッカ―ハーブ

ラストラ バイオダイナミックハーブフィロソフィー

太陽、月、星、地球…
自然界のあらゆる生命はそれぞれが部分として機能しながら、
宇宙と呼ぶ素粒子の海の中で永遠につながっている…。
そんなフィロソフィーに基づき、
種の蒔き時から収穫まで、天体の動きにそった暦に則って
全体との調和、あらゆる生命体との共生に配慮しながら
Lastraのハーブたちは誕生しました。

農薬と化学肥料を一切使わない有機的土壌が育った大地。
様々なハーブを栽培するこの農場では、
その大地に長年かけて濾過された井戸水を使用しています。
そこには多種多様な野生動物、鳥、ミツバチ、昆虫が訪れ、
何千本もの樹々が育ち、花々が咲き乱れています。
まさに生命の饗宴が繰り広げられる舞台。

実は目に見えるものは、物質が先にあるのではなく
エネルギーがあるところに形が生まれるものなのですが、
葉っぱ一枚をとっても同様です。
生命力あふれた農場で自然界の恵みをたっぷり受け、
大切に育てられたLastraのハーブたちの葉は、生命のかたちそのもの。
 “ 宇宙の力 ”が最大限に活かされているのです。

宇宙とのつながりを意識したバイオダイナミック農法

当然ながら、地球上だけですべての生命体が完結して存在しているのではありません。
広大な宇宙の中、それぞれの惑星はぶつかることなく自転と公転を繰り返し、
絶妙なバランスの循環の中であらゆる生命が生きています。

地球も太陽系に存在する一つの惑星として、絶えず宇宙エネルギーの恩恵を受けています。
それを積極的に活かすべきというのが、バイオダイナミック農法の考え。
天体の動きに合わせ、そのリズムとエネルギーを取り入れることで、
大地や動植物の持つ力を最大限に活用できるのです。

Lastraでご用意するハーブは、イギリスにあるバイオダイナミック農場で育てられたもの。
そこでは、まるで小宇宙を再現するかのように土壌づくりから、
ハーブ栽培、オイルの抽出まで、ひとつの農場空間で丁寧につくられています。

Lastraが商品化したハーブは6種類。
ラベンダー、ローズ、ペパーミント、カモミール、タイム、レモングラスをご用意しました。
今回はラベンダーをご紹介します。

「ハーブの女王」ラベンダー

地中海地方が原産の爽やかでやさしい香りが特徴のラベンダーは、
古くから「ハーブの女王」とも呼ばれています。
その語源は、古代ローマ時代、入浴に使われていたことから、
ラテン語の「洗う」という意味のラワーレ(Lavare)にあります。
皮膚の炎症を鎮めて組織の回復を助けるほか、強い抗菌・殺菌作用があることから
入浴に使われていたのでしょう。

また、その香りはリラックス効果が高いため、
ハーバリストは、より深い睡眠のサポートアイテムとして
ラベンダーの小袋を枕元に置くことを、長きにわたり推奨してきました。
汎用性も高いので、ポピュラーなハーブの一種です。

ヒルデガルト・フォン・ビンゲン

ヨーロッパに、はじめてラベンダーの薬効を紹介したといわれるのが、
中世ドイツの修道女、ヒルデガルト・フォン・ビンゲンです。

ドイツ薬草学の祖ともいわれ、心と体、魂の一体性を説き、薬草療法や
生き方の指針を伝授した『医学と自然学』『病因と治療』など、ホリスティック
医学の古典的名著を残しました。
ベネディクト会の修道院長であった彼女は、神秘家、詩人、作曲家、劇作家、哲学者、
科学者、治療家等々と多種多彩な能力を発揮しています。
「中世ヨーロッパ最大の賢女」ともいわれる彼女の功績は、
900年の時を超えて世界に広く知られています。
神の啓示を受けて、言葉や音楽を生み出したと伝えられているように、
分離的意識ではなく、一体性を尊び、真実に目覚めた人であったことが伺えます。

ラベンダーの効果・効能

これまでさまざまな方法で数多くの臨床研究がなされ、
ラベンダーの働きが調べられてきました。

いくつかの研究では、ストレスや不安を和らげる効果が認められており、
例えば、手術や歯科受診の前にラベンダーを吸引することは、
積極的なリラックス効果があるとして推奨されています。

神経性の頭痛やめまい、イライラや不眠などにも効果が期待できるほか、
消化不良、生理不順、お腹にガスが溜まっているようなときにも症状緩和が期待されます。
子どもの夜尿症に使われるという例も。

アメリカの民族植物学者でハーバリストであるデイビッド・ウィンストンは、
霧の中にいると感じる人や、うつ病の停滞を経験している人にラベンダーを使用しています。

神経疲労や神経性胃炎など自律神経失調の症状緩和に入浴剤として、
頭痛や肩こり、生理痛、神経痛など、痛みの緩和には外用で使われます。

抗感染、抗炎症効果もあるためスキンケアにも有効で、
傷の治療や、痒み、虫刺され、あせもなどの肌トラブルにも用いられます。

暮らしの身近に

リーフと精油でご用意したLastraのラベンダー。
生活のさまざまなシーンにぜひ取り入れていただきたいもの。

リーフはお茶としていただくほかに、クッキーの生地に混ぜておやつに。
ポプリやサシェとして、また、煮出したものを粗塩にかけ乾燥させてバスソルトを作るとか、
精油はキャリアオイルと混ぜてマッサージに、ワセリンと混ぜてアロマバームに、
重曹と混ぜれば防カビのクレンザーにもなります。

長年、多くのハーバリストたちの間で大切にされてきたラベンダーです。
高品質のLastraのハーブを、ぜひ皆さまのハーバルライフにお役立てください。

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